高齢者に多い誤嚥性肺炎と口腔ケア
- 2026年10月1日
- ♪高齢者様♪

「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」という言葉を聞いたことはありますか?
誤嚥性肺炎とは、食べ物や飲み物、唾液などが誤って気管に入り、その際にお口の中の細菌などが肺へ入り込むことで起こる肺炎です。
特に高齢になると、飲み込む力(嚥下機能)や咳をする力が低下し、知らないうちに唾液などを誤嚥してしまうことがあります。
そのため、高齢者の健康を守るうえで、日頃からのお口の管理はとても大切です。
お口の中を清潔に保つことが大切です
誤嚥そのものを完全に防ぐことが難しい場合もあります。
そこで大切になるのが、お口の中の細菌をできるだけ減らし、清潔な状態を保つことです。
歯や舌、入れ歯などに汚れや細菌が多く付着した状態では、唾液などを誤嚥した際に、お口の中の細菌が肺へ入り込む可能性があります。
毎日の歯磨きはもちろん、
・舌の清掃
・入れ歯のお手入れ
・お口の乾燥への対応
・歯科医院での定期的な口腔管理
などを続けることが大切です。
また、ご自身で十分に歯磨きをすることが難しくなってきた場合には、ご家族や介護をされる方による仕上げ磨きや口腔ケアも重要になります。
「食べられるお口」をできるだけ長く保つために
お口の健康は、単に「むし歯や歯周病を防ぐ」ためだけのものではありません。
しっかり噛むこと、飲み込むこと、会話を楽しむこと、そしてお口の中を清潔に保つことは、高齢になってからの生活の質や全身の健康にも深く関わっています。
「最近むせることが増えた」
「食事に時間がかかるようになった」
「歯磨きがうまくできなくなってきた」
「入れ歯のお手入れが難しい」
このような変化がみられた場合には、一度かかりつけの歯科医院へご相談ください。
通院が難しくなった方には、訪問歯科診療という選択肢もあります。
お口をきれいに保ち、できるだけ長く安全に食事を楽しんでいただくこと。
歯科からできる健康づくりを、私たちもお手伝いしていきたいと考えています。
まつお六甲歯科クリニック