【第3弾】口腔ケアは「やり方」より「設計」が大切!

〜姿勢・時間・順番を考える〜
こんにちは!
神戸市灘区のまつお六甲歯科クリニックです。
先日開催された多職種連携研修会の講演内容を、シリーズでご紹介しています。
第3弾のテーマは、「無理なく、安全に続けられる口腔ケア」です。
高齢者の口腔ケアでは、「お口を開けてくれない」「歯磨きを嫌がる」「途中で疲れてしまう」といったお悩みをよく耳にします。
そんなとき、歯磨きの技術だけでなく、ケアを行う環境や進め方を見直すことが大切です。
■ 口腔ケアで意識したい3つのポイント
① 姿勢を整える
口腔ケアを始める前に、まずは姿勢を確認しましょう。
むせにくく、呼吸が楽で、頭や体が安定する姿勢を整えることで、より安全にケアを行いやすくなります。
② 時間帯を考える
眠いときや疲れているときに無理に口腔ケアを行うと、拒否につながることがあります。
ご本人の生活リズムに合わせ、比較的体調や機嫌のよい時間帯を選ぶことも大切です。
③ 順番を工夫する
突然お口の中に歯ブラシを入れるのではなく、まずは優しく声をかけ、ご本人の反応を確認しましょう。
口元に触れることから始め、受け入れやすい部分から少しずつ進めることで、安心感につながります。
■ 毎回100点を目指さなくても大丈夫!
口腔ケアは、1回で完璧に磨くことだけが目標ではありません。
その日の体調や気分に合わせて、無理のない範囲で取り組み、継続していくことが大切です。
「きれいに磨くこと」だけでなく、「安心して続けられること」を目指しましょう。
当院では、訪問歯科診療を通じて、ご本人の状態や生活環境に合わせた口腔ケアの方法を、介護職の皆さまやご家族と一緒に考えています。
お口のケアでお困りのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。