☆子供の歯並び-すきっ歯になる?
- 2022年1月9日
- お知らせ
皆さまこんにちは!神戸市灘区(六甲)にあります、『まつお六甲歯科クリニック』院長の松尾です。
我が家には3歳と8ヶ月の子供が2人います。下の子も既に前歯が生え始めました。
皆様は『上唇小帯』という言葉を聞いた事がありますか?
下の写真を見てもらうと、あー!これか!と分かるかと思います。
そうです!上の唇と、歯茎をつないでいるひだのことです。
3歳の時の検診で、指摘されることもあるのですが、このひだが歯の隙間に入り込んでしまうことがあります。(上唇小帯高位付着)
多くの場合、歯の生え変わりの時に、薄くなり歯並びに影響を及ぼさないものです。
しかしながら、まれに生え変わり後も歯の隙間に入り込んで『すきっ歯』になってしまうこともあります。
治療としては、基本的に生え変わりを待ちます。生え変わり後も動きがないのであれば、ひだの位置を変える処置を行います。(麻酔をして行います。)歯並びにに大きな影響が出ることを避けるために行われます。
もし、ご不明な点、相談がありましたらいつでもご連絡ください!私も以前、小帯に関する調査をしておりました。何かお役に立てる事がありましたら幸いです。
(参照)
『小帯付着異常に対する炭酸ガスレーザー治療の臨床的検討』 日レ歯誌 27 (3)71-76,2016 松尾健司
★★★まつお六甲歯科クリニック★★★
兵庫県神戸市灘区八幡町1-7-12 1F
(阪急六甲駅徒歩3分の歯医者さん)
TEL 078-842-8686
院長 松尾健司