☆歯周病と糖尿病 お口は体の入り口ー②
- 2021年8月12日
- ♪歯周病と全身疾患♪
こんにちは!神戸市灘区にあります、『まつお六甲歯科クリニック』院長の松尾です。
糖尿病の方と、そうでない方を比較した場合にどちらの方が歯周病になりやすいでしょうか?
答えは「糖尿病の方」の方が歯周病になりやすいことがわかっています。
原因として、糖尿病にかかると免疫力が低下し、歯周病菌に対する抵抗力も低下します。結果として、糖尿病に罹患しやすく、治りにくくなります。歯周病の重症度は歯を支える骨の無くなった度合いや炎症、歯の揺れ等で判断いたします。糖尿病の方は歯周病もより重症化しやすいことが知られています。
簡単にまとますと、
- 糖尿病でインスリンが低下⇒血糖値が上がる
- 血中のたんぱく質が糖化
- 炎症が起きやすくなる
- 白血球の機能低下(免疫力が下がる)
- 歯の周りの細胞が機能異常になる
こういったサイクルが糖尿病患者の歯周病を促進し、治りにくくさせています。
*体を守るマクロファージが歯周病菌を食べた際に分泌される物質(TNF-α)、歯周病菌の毒素がインスリンの働きを低下させるという説もあります。
まつお六甲歯科クリニックでは、患者様にあった歯周治療をご提案いたします。些細なことでも構いませんのでご相談ください。
★★★まつお六甲歯科クリニック★★★
兵庫県神戸市灘区八幡町1-7-12 1F(阪急六甲駅徒歩3分)
TEL 078-842-8686
院長 松尾健司