☆歯の生え変わり-歯科検診
- 2022年6月18日
- ♪小児歯科♪
こんにちは!神戸市灘区(阪急六甲駅徒歩3分、JR六甲道駅徒歩8分)にあります、『まつお六甲歯科クリニック』院長の松尾です。
お子様の歯の生え変わりについてお話ししたいと思います。
お子様の幼稚園や学校での、歯科検査の結果はいかがでしたか?
おおよそ、乳歯の生えそろいは2歳から3歳にかけて(個人差は勿論ありますので、ご安心ください。)完成します。
乳歯→アルファベットでA〜E
永久歯→数字で1〜8
と表記します。歯科検診で歯医者さんが呪文のように話しているやつです笑
「右下Bが C2、CからEまで斜線」と唱えているあれです。
その後、まず初めに下の前歯(A)が、グラグラと揺れ始めて、生え変わりを迎えます。目安としては、6歳ぐらいで起こることが多いです。
よく保護者様から、「下の前歯が2枚生えてきました!!」とご相談を受けることがあります。
上の写真のAという乳歯が、1という永久歯に交換する際によく見られます。
大人の歯が裏(舌の方から)生えることで、一時的に歯が2枚あるように見えます。
ほとんどの場合、心配することはなく、乳歯が抜けて、永久歯だけになります。
ここで一つの疑問が!?
「え?じゃあ、永久歯は裏側に引っ込んだままになるの?矯正しないといけないの?」
→こちらも、ほとんどの場合で舌の力により押し出されて前(唇側)に移動してきます。
例外として顎が小さく、永久歯が並ぶスペースが無いと重なる場合はあります。(お近くの歯科医師へご相談下さい)
その後、乳歯が抜けて徐々に永久歯へと入れ替わっていきます。
中々、抜けない乳歯で不具合が生じる場合がございます。例えば、次の永久歯は別の位置から歪んで生えてきた、食べかすが溜まって不衛生になっている、平均的な生え変わりの時期を大きく過ぎても抜けないなどなど、歯科検診で要検査になった場合は、歯科医師へご相談下さい。
まつお六甲歯科クリニックでは、皆様の疑問に少しでも対応できればと考えております。