☆妊娠によるお口の変化 ママと赤ちゃんー①
- 2021年7月12日
- ♪マタニティ歯科♪
こんにちは!まつお六甲歯科クリニック院長の松尾です。
妊娠後のお口の変化についてご存じでしょうか?
私も二児の父として妻が妊娠中には、細心の注意を払ってサポートしてきました!
大変ですが思い出にもなるマタニティライフを過ごす上で、パパママに参考にしていただきたいことをお話しします♪
妊娠中の主な問題点は3つ
- つわり:妊娠初期におこり、気分不良・食欲低下、食の好みの変化などが起こります。気持ちが悪くて食欲の出ない吐きづわり、食べていないと気持ち悪くなる食べでわりがあります。水分不足で脱水や、体重が減ることもあります。
- 妊娠高血圧症:血圧上昇・タンパク尿が主な症状で、妊娠20~出産後1週に多く発症します(全体の約5%程度)。
- 妊娠糖尿病:妊婦さんの1~3%に発症するといわれ、発症に気が付かないと母子ともに健康上の問題が起こります。原因は妊娠後期の血糖値上昇により、インスリン需要が高まるにもかかわらず、十分なインスリンが供給されないことによります。
このつわりや嗜好品の変化が変化することによって、お口の中が酸性に傾きやすくなります。歯のエナメル質が弱くなるリスクがあります。さらに、食事を分けて取ること(一回では気分が悪くて食べられないから)や、歯磨きが困難な方の場合はさらにリスクが上がってしまいます。
さらにお口の環境を安定させる唾液の働きが低下することで、妊娠中はプラークが停滞しやすく、虫歯ができたり、進行が速くなったり、歯肉炎、口角炎などが起こりやすいといわれています。
【歯科医院で妊婦さんに対してできるサポート】
- 虫歯の診査と治療
- 歯茎の腫れの診査と治療
- 妊婦さんにあった清掃方法のご提案 などがあります。
具体的な方法は『ママと赤ちゃん―③』でご紹介いたします♪
まつお六甲歯科クリニックでは。ご出産を控えているパパママが安心して受診していただけますよう、スタッフ一同努めてまいります。
★★★まつお六甲歯科クリニック★★★
兵庫県神戸市灘区八幡町1-7-12 1F
院長 松尾健司