☆妊娠と歯周病 お口は体の入り口ー⑦
- 2021年8月17日
- ♪歯周病と全身疾患♪
こんにちは!神戸市灘区にあります、『まつお六甲歯科クリニック』院長の松尾です。
歯周病と妊娠の関係性について、お話ししたいと思います。
マタニティについては、以前の記事で詳細を記載してきました。勿論、ママたちが妊娠中に苦戦されるブラッシング方法についてもご紹介しております。カテゴリーの『♪マタニティ歯科♪』をご参照ください。
今回の記事では、もう少し掘り下げた内容をお話ししたいと思います。
アメリカで行われた調査では、歯周病の妊婦さんは、そうではない妊婦さんよりも7倍早産になりやすいと報告しました(『Periodontal infection and preterm birth: Results of a prospective study.』J Am Dent Assoc 2001;132(7):875-880.)。現在までに分かっていることは、妊婦の歯周病と低体重出産は関係性があるということ。さらに、ヒトの羊水や胎盤に歯周病菌が検出されることがあることです。
これらの細菌が分泌する、毒素を減らそうと思えば、やはり歯周治療は大切だと思います。また歯周病が進行して、歯がグラグラになったり、抜け落ちてしまうと食事を満足にすることができません。栄養を十分に取れないことも、ママや赤ちゃんに影響を及ぼします。
7回に渡り、全身と歯科の関係性についてお話ししてまいりましたが、いかがだったでしょうか?
まさに、お口はからだの入り口だと感じたのではないでしょうか??
まつお六甲歯科クリニックでは、妊娠前からの歯医者での歯周治療をお勧めしております。安心したマタニティライフ送るためにも、ぜひご相談ください。
★★★まつお六甲歯科クリニック★★★
兵庫県神戸市灘区八幡町1-7-12 1F
(阪急六甲駅徒歩3分の歯医者さん)
TEL 078-842-8686
院長 松尾健司