☆動脈硬化と歯周病 お口は体の入り口ー⑤
- 2021年8月15日
- ♪歯周病と全身疾患♪
こんにちは!神戸市灘区にあります、『まつお六甲歯科クリニック』院長の松尾です。
歯周病と全身疾患の関係性について、これまでの記事でもお話ししてまいりました。とうとうシリーズ第5弾です!!さて今回は動脈硬化との関係性についてお話ししたいと思います♪
動脈硬化とは、動脈の内側に脂肪などがくっついて、血管が固くなることです。溜まったものが壊れると、血栓となり血管に詰まってしまうことがあります・・・。
日本での死因2位になっており、冠動脈では心臓発作、脳で起これば脳卒中といわれます。
恐ろしいですね・・・。
歯周病になると全身が常に、軽い炎症状態になります。動脈硬化の原因として、この炎症性物質の存在が考えられています。興味深いことに、まれに動脈硬化を起こした血管から歯周病菌が見つかることがあります。
直接的に関係があるかは、議論の最中のようですが、ある研究では嚥下した歯周病菌は腸内細菌の構成を変えてしまうことがわかっています。さらに腸の壁が弱くなることで、全身の臓器に細菌が影響しているのではないかといわれ始めました。
全身のバランスは日々の積み重ねが有機的にかかわっています。お口を健康にして、少しでも健康寿命を延ばしましょう!
まつお六甲歯科クリニックでは、皆様の日々の暮らしを応援しております。
★★★まつお六甲歯科クリニック★★★
兵庫県神戸市灘区八幡町1-7-12 1F(阪急六甲駅徒歩3分)
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院長 松尾健司