こんにちは！神戸市灘区（阪急六甲駅徒歩3分、JR六甲道駅徒歩8分）にあります、『まつお六甲歯科クリニック』院長の松尾です。2024年3月の記事は『唾液腺マッサージ』について紹介します。お口が渇いて、ネバネバしたりピリピリすることはないでしょうか？年齢と共に唾液の量は減ってきます。当院の以前の記事で実は紹介したものもあります。　ご参照ください。

　本日は、3つのマッサージ方法を紹介します。訪問診療の際、日々高齢者様の診療にあたる際に実感するのは口の渇きによる、食事の低下、口の違和感、汚れの落ちにくさです。当院では、口の清掃に加え、補助的な方法として唾液腺のマッサージを提案しております。

そもそも、唾液はどこから作られるかご存じでしょうか？？唾液腺と呼ばれる唾液を作る工場が体内に存在します。①耳下腺（じかせん）　②顎下腺（がっかせん）　③舌下腺（ぜっかせん）が主に唾液を生産しております。唾液を作る源泉になっている、ココをマッサージで刺激することでお口に唾液が供給されます。結果として、口腔内の保湿ができるというわけなんです！

なんじゃりゃ？？ですよね！？下にお示しします、3か所にこの難しい名前の「唾液を作る工場」があります。

この3か所を手指でぐりぐりと軽～く押してみてください。少しだけお口の中が、潤ったのがわかりますでしょうか？口が渇くたびに、梅干しやレモンを見て唾液を出す方法なんてのもあるかもしれませんが、このマッサージならいつでもどこでもお手軽にできるかと思います！