こんにちは！神戸市灘区（六甲）にあります、『まつお六甲歯科クリニック』院長の松尾です♪

お口のケガシリーズ第５弾です！！今回は歯が欠けてしまい、神経まで深く割れてしまった場合のお話です。

1. 乳歯の場合：基本的には神経を洗い、ばい菌感染が広がらない処置を必要と進場合が多くなります。水酸化カルシウム製剤を歯の中に詰め、歯の保存に努めます。
2. 永久歯の場合①…根の先が未完成であれば、歯の神経を保護する薬を敷いて、神経が出た部分を保護します。更にその上から樹脂で歯の形を復元していきます。
3. 永久歯の場合②…根の先が完成している場合。神経が出てしまった部分の汚れが少なければ、表面を消毒して①と同様の処置を行うことができます。ただし、時間がたってからの歯科医院への受診や砂などで表面が汚染された場合は、神経を洗う処置が必要にある場合があります。

外出先などで、歯をけがしてしまった場合などは慌てずに歯科医院への相談を迅速にしましょう。勿論、全身でその他にお怪我をされていれば、そちらが優先となりますが歯に関しては神経を抜かずに処置できる場合もございます。

まつお六甲歯科クリニックでは、皆様の歯の寿命を少しでも延ばせるお手伝いができればと考えております。