こんにちは！神戸市灘区にあります、『まつお六甲歯科クリニック』院長の松尾です。

前回の記事で、唾液の役割・唾液が減る原因を紹介いたしました。

実際、日々診察をしていますと意外とお口が乾燥するお悩みを持たれている人の多さに驚かされます。一般的に、女性に多いとされ、50代を過ぎたあたりから増加するといわれています。さらに、70代では2倍近くまでその数が増えるともいわれています。

実際には、施設や病院に入院され寝たきりになられた方も往診で多く診察してまいりました。その数も含めると、お口の乾燥で困られている方の数は、もっと多くなると考えられます。

★更年期の唾液の減少

一般的に４５～５５歳になると女性ホルモンが低下して、更年期を迎えます。この女性ホルモンの減少が口腔乾燥につながるともいわれています。

★腎臓の疾患・薬の副作用

高血圧・不眠症・頻尿などの治療で使用されるお薬の副作用、糖尿病や甲状腺疾患でも口渇は送ります。

★ストレス

口腔乾燥は何も大人に限ったことではありません。日々のストレスで、若年層の方にも起こることがあります。（人前で話すときに緊張して口が渇いたことはありませんか？心のバランスも大いに関係しています。）

まつお六甲歯科クリニックでは、多角的にお口のトラブルにアプローチしていきます。皆様には初診時にお薬手帳を確認させていただく場合がございます。また治療の途中でも、普段のまれているお薬が変りましたら教えていただければと思います。