☆本格的に歯周病を治したい方へ!! どうすればいいの歯周病ー①
- 2021年7月20日
- ♪歯周病♪
こんにちは!まつお六甲歯科クリニック院長の松尾です。
なぜ歯周病になるのか、なぜ歯周病が厄介なのかこれまでの記事でご説明してまいりました。
それでも30~40代を境に歯周病になる方が増加します。ではもし歯周病になってしまったら、どのように治療を進めていけばいいのでしょうか?
当院での歯周治療をご説明いたします。
- 歯周検査(歯周ポケットの深さを測定):4mm以上で歯周病
- ブラッシング指導:毎日のセルフケアの重要性、歯周病治療の第一歩
- 歯茎の上の方についた歯石除去:突破口!
- 歯石の再付着を防止(歯の表面の研磨):良好な口腔内環境にする
- 歯茎の中に入り込んだ歯石の除去:深くまで入り込んだ歯石、汚染された組織の除去
- 必要に応じて外科療法・歯周再生療法:失われた組織の再生
- メンテナンス:再発防止
◎一度、歯周病になってしまっても、これ以上進行させないことが肝心だと我々は考えております。 ただ皆様にご理解いただきたいのは、日々のお家でのご自身での歯磨きがあってこその歯周治療ということです!!歯医者さんで歯石を取ることに加え皆様のご協力が必要です(2に該当します)。
◎前の記事でのお話ししました様に、歯茎の上のプラーク除去(お家のでブラッシング)が必要です。しかし、歯茎の中に歯石が残っていると、それにプラークが付着し効果的にブラッシングが行えません。ですので、我々スタッフはお家でのブラッシング効果を高めるべく歯石を除去します。この治療には、スケーラーという器具を使用し、歯周ポケット近辺の歯石を丁寧に取り去ります(3に該当します)。
◎さらに歯の表面がザラザラ・凸凹していると汚れをためてしまうので、つるつるに研磨し汚れの付きにくくいたします(4に該当します)。
ここまでが、基本的な歯周治療になります。まとめますと、お家でのケアと歯科医院での歯石除去・歯の研磨を二人三脚で行うことが重要です。5以降の治療はさらに重症度が進んだ場合に行う治療になります(『☆さらに進んだ歯周病をどう治す? どうすればいいの歯周病ー②』をご参考下さい)。
まつお六甲歯科クリニックでは、歯科医院での治療のみならず、お家でのケアも行っていただけるようにサポートいたします!!
★★★まつお六甲歯科クリニック★★★
兵庫県神戸市灘区八幡町1-7-12 1F
院長 松尾健司