☆オーラルフレイル⑤ お口の体操「その②」
- 2024年1月2日
- ♪高齢者様♪
こんにちは!神戸市灘区(阪急六甲駅徒歩3分、JR六甲道駅徒歩8分)にあります、『まつお六甲歯科クリニック』院長の松尾です。
今回の記事はお口の体操のつづきを紹介します。ご高齢者様で食事の際に、むせてしまう。誤嚥性肺炎を気にされている方は、是非この体操にTRYしてみてください。
注)
①お口の体操はご自身尾体調に合わせて無理なく行ってください。
②お口を開け閉めして、顎が痛い場合は控えましょう。
③肩や首に痛みがある場合も、お口の体操は控えましょう。
☆彡頬を風船のように膨らませる・ブクブクうがい
頬を鍛えることは、食べこぼしを防ぎ、イキイキした表情を維持します!口を閉じ、頬を3秒数えて膨らませましょう。これを左右3回ずつ行いましょう。
☆彡舌先をぐるぐる回す
舌を鍛えると、噛む力・飲み込む力の維持につながります。頬に舌の先をあてて、舌先でくるくると円を描きます。左右連続5回行います。
☆彡ぱ・た・か・ら 声のトレーニング
「ぱたから」の発音を歯切れよく発声しましょう!大きなお口を開けて・喉からしっかり声を出しましょう!
2回の記事で、お口の体操と健康(健口)を紹介しました。さて皆様のお口は、健康な状態でしょうか??もし以下の状態が当てはまるなら、歯科医院受診をお勧めいたします!!
①お口の中が乾燥していませんか?
②入れ歯が緩くないですか?入れ歯は汚れていませんか?
③歯周病で歯茎が赤く腫れていませんか?歯がグラグラしていませんか?
④お口に食べかすや・汚れが残っていませんか?
⑤舌の表面に白い苔の様な汚れがついていませんか?
⑥歯の根元が虫歯で黒くありませんか?以前治療した歯が虫歯になっていませんか?
「ワンポイントアドバイス」
噛む力が衰えてくると、やわらかく食べやすい物ばかり食べるようになります。するとますます、お口の機能は衰えます。噛み応えのあるメニューを取り入れましょう!
*お子様の検診時も顎が小さく、歯並び相談を受けることがあります。その際、硬いものを咬んでいく訓練を進めさせていただく場合があります。合わせてご参照ください!
(例)野菜・魚介類・肉類・果実類・種実類
キャベツ・リンゴ・ナッツ・かまぼこ・焼肉
(小さなお子様の場合、適宜喉詰めには十分ご注意ください。)
当院でも相談・健診を行っておりますので気兼ねなくご連絡ください。