☆どこを磨けばいいの?赤ちゃん~高齢者様まで
- 2022年9月3日
- ♪小児歯科♪
こんにちは!神戸市灘区(阪急六甲駅徒歩3分、JR六甲道駅徒歩8分)にあります、『まつお六甲歯科クリニック』院長の松尾です。
歯みがきの重要性!
何で磨けばいいのか!
をこれまでの記事で紹介いたしました。
が!
磨くべきところをキチンと抑えていなければ、プラークは取り除くことができません。たまに、テレビを見ながら、磨いているつもりでも、歯ブラシをくわえているだけの時ってありますよね?(笑)
やはり、汚れに対してブラシを当てなければ意味がありません。
汚れが付きやすい場所トップ3を紹介します。
- 歯と歯のすき間⇒フロス、歯間ブラシ
- 歯と歯茎の境目⇒ブラシ
- 奥歯の溝⇒ブラシ
でも、親御さんは思います。小さな我が子の歯磨きとなると、なかなか磨けない。磨く場所は把握しているんだけど・・・。
そのお気持ち、よくわかります(笑)
いくつか赤ちゃん(乳幼児)の歯磨きにはコツがいります。下の図のように、お口を閉じて磨きにくい場合は、人差し指を頬の内側にかけて、スペースを作ると視野が確保できます。悪い視野のまま、歯ブラシをお口に無理に入れると、不用意に粘膜を傷つけてします可能性があります。お子様によってはそれがストレスで、歯磨きがもう嫌だ!となりかねません。
続いて、歯と歯肉の境目を磨く際に、注意していただきたい場所があります。上の前歯の唇方向です。ここには「上唇小帯」というヒダがあります。歯ブラシを大きく動かすと、このヒダを傷つける恐れがあります。
こちらの図のように、反対側の手で上唇小帯を予めガードしておくと安心して磨けます。また、視野も確保しやすいので、大変磨きやすくなります。ほんの少しの工夫で、歯磨きがスムーズに行えることもありますので、歯磨きの相談等いつでもしてくださいね!!
まつお六甲歯科クリニックでは、日常の歯磨き相談も行っております。